新谷響名


2024年現在、京都市立芸術大学院 美術研究科 修士課程漆工専攻に在籍中。
小学3年生から高校2年生までの約9年間、フィギュアスケート選手として活動。大学入学後はスケートで培った身体感覚を作品制作に転用させ、主に漆を塗る・研ぐ際に生じる皮膚感覚及び肉体感覚的な感性に依拠しながら、漆の「被膜性」、自身の「身体性」、さらに「空間性」の3つの要素を軸に、社会と自己の関係をあらわす表現を試みている。表現方法は漆を用いた立体造形だけでなく、自身の身体を用いたパフォーマンス、インスタレーションなど多岐にわたる。